証明写真の撮影も写真館で


【急ぎでなければ写真館】


履歴書やマイナンバーカードなどに必要な証明写真。とりあえず貼れば良いと安価で速いボックス状のスピード撮影機で済ませてしまいがちです。このままでは書類選考ではねられてしまいますし、次回の更新までの数年間イマイチの状態を持ち歩くことになり残念な気持ちになります。
生写真のプリントをする写真屋さんと混同しがちですが、立派なスタジオを構えた写真館でも証明写真の撮影も可能です。私の体験談を交えてお話ししますので、気軽に訪れてみることをお勧めします。


【なぜ写真を撮ろうと思ったのか】


デジタルカメラ全盛の今日では、お見合い写真のような台紙に貼った四つ切りサイズの生写真を分厚い表紙で挟んだ状態を受け取るのではなく、画像データが保存されたCD-Rを受け取っています。こうすることで、焼き増しがいくらでも可能になるからです。駅構内や商業施設でよく見かけるボックス状のスピード写真機だと焼き増しができません。運が良いか悪くも撮れた一瞬の状態だけです。就職活動ではおよそ100社以上に職務経歴書と履歴書を提示しても不採用。幸い採用内定でも、入社前健康診断で内定取り消しをされた程でした。問答無用にシュレッダーにかけられてしまう位なら就労を諦めてぶらぶらして生きた方がましだと悲観的で投げやりに思うことがあった程です。画像データを持っていれば、わざわざリクルートスーツに着替えて写真機へ向かう必要から解放されます。


【撮影中の出来事や感想】


およそ10年モデルの仕事をしていたので、全身を撮る際に首を真っ直ぐに保っているかの感覚やポージングを身に着けていますが、椅子に座った状態ではそうはいきません。カメラに対して真っ直ぐか首が傾いているか声をかけてくれます。まさにミリ単位の微調整でした。私はそのように声をかけてくれるとは予想外でした。かなり丁寧な印象です。スピード写真機はシャッターを切る前に3、2、1とカウントダウンが始まります。目を閉じてしまわないような配慮ですが、却って目を閉じてしまいがちです。写真屋さんでも証明写真の撮影を行っています。証明写真は本人性を証明とサイズ・背景の色が白やブルーの規定を満たしているかという必要最低限です。写真館は上質に仕上がるよう背景がグレーのため、規定を満たしていない恐れがあります。パスポート更新のために撮影に行ったことがあります。有効期限の1年前の所、2年前だったので、背景が理由で申請を断られずに済みました。丁度マイナンバーカード用と同じサイズなので、有効活用中です。


写真は何処にどんな飾り方をして楽しんでいるのか


SNSにアップロードしてプロフィールにしています。写真館で撮った証明写真は必要最低限に本人性を証明しているほかに5年、10年経っても私の老いや衰えを感じさせない上質感があります。私自身から見て実像の3割増しをしたのかと感じます。SNSにアップロードしてどうだ!と自慢できる程です。しかも、私は「タップル」という恋活・婚活マッチングアプリでのプロフィールにも使用しています。私が女性会員のプロフィールトランプのカードのように画面をスワイプすることでいいかもかイマイチと取捨選択する基準は、恥ずかしいのか画像にスタンプやモザイク加工をしていることと、顔の一部だけや真正面を向いていないこと、本人を特定できないよう複数人で写っているか物体や風景のみであれば問答無用にイマイチと斬り捨てています。本当にやる気があるのかと不信感を抱いてしまうばかりです。私は自分を不特定多数へ露出することが恥ずかしくて大部分を隠したりごまかすようなことはしていません。好印象が期待できます。私以外の男性会員は服装やヘアスタイル以外に「映え」を意識しています。撮影場所がお洒落なカフェやホテルのレストランでかなり手慣れている印象で不利に感じることがある程ですが、こちらは上質感あふれるグレーのバックのため、十分に太刀打ち可能です。女性会員には新鮮で誠実そうに感じると期待しています。


デジタル一眼レフカメラが珍しく一台50万円もした2,000年前後は、フィルムカメラでした、濃過ぎるヒゲ剃り跡とシミを隠すよう舞台用のドーランを厚塗りして隠していました。デジタルカメラはフィルムを現像・写真紙にプリントせずにその場で撮れているかすぐに確認できて、その中から気に入ったものを選べるメリットがあります。スタジオの別室にあるモニターで1枚を選び、気になっている部分を修正するよう指示できます。CD-Rのレーベル面には撮影日、写真館の名前や電話番号とURL、画像データが印刷されています。今までは四つ切の生写真だったのが時代の流れによって形を変えてしまいました。
④日々の生活の中で、写真は家族にどんな影響を与え、どんな存在になっているのか
私よりも遥かに年上の両親は、証明写真は本人性の証明をするという最低限のためだとボックスで安価に素早く済ませています。最近母は警察署で運転免許証の更新を済ませる際に使った縦3cm横2.4cmのサイズ1枚が切り抜かれた残りが机の上に置かれていました。同じ時期に美容室で白髪染めとカットしたのはそのためだったと思い出されます。そんな父や母にとって写真館は衣装や身だしなみなどの準備が必要で費用がかかってしまうという点で敷居が高いというイメージを持っているのだと想像されます。私の七五三に四つ切の生写真を撮った際は、神社でお参りをする前にデパートで半ズボンの背広を買ったものでした。レンタル衣装はケチだからというイメージを持っていたからです。現代では1日のために衣装をレンタルというのは賢いですし、写真館は気軽に利用できます。私が費用を持つことで還暦・古希・喜寿・米寿などの長寿祝いの記念撮影をすることがプレゼントとしてぴったりです。一人だけでの画像データを残すだけではありません。親子共に健在であるという証しとしてツーショット写真を撮るということで一大イベントという時間を過ごしたことになります。正装や和装であるべきと思いがちですが、写真館に飾ってある写真やホームページを見ると、衣装や小道具、ポージングは自由であることに気付きます。一家4人が管楽器を小道具にしていて楽器演奏を趣味としているようです。父は大工職人です。生涯現役を貫いていますので、作業着を衣装にして、ノコギリや金づち、カンナなどの道具を持つと生涯現役という意思が伝わって来てカッコいいと感じます。


【まとめ】


写真館での記念撮影は価格や衣装などの準備で敷居が高そうなイメージが先行してしまいがちです。私は美しいと自慢の妻に女子高生やメイドの少女風、CAやOLなどの職業系のコスプレ衣装と小道具の組み合わせを考え体験をプレゼントすることを日々の励みにしています。父に生業の仕事着に身を包みながら道具を手にしたグレーのバックの写真は上質感があります。もちろん、ご家族の成長や健康のお祝いとしても最適です。この人ならこれが似合いそうとイメージを膨らませ形にするのは面白いです。また、最近はロケーションフォトというスタジオの外での撮影も可能です。「前撮り」といって結婚式や成人式、七五三を迎える前に撮影することで式やパーティに臨む緊張感、慌ただしさによる疲れから解放されリラックスした状態で撮影に専念できます。例えば、多くの人が行き交う渋谷のスクランブル交差点の真ん中で振袖を着た女性という構図は非常にクールで珍しく人生の記念になります。そのほか、写真館はグレーのバックのスタジオだけではありません。ネットで調べると、自然光が差し込むハウススタジオがあり、高級なホテル1部屋かコテージを予約して撮影したのかと思わせるような内装です。写真館とは縁が無いものと遠慮しがちであれば証明写真の撮影のために訪れると身近な存在になります。まずはマイナンバーカードを取得されていないのであれば、証明写真の撮影へ行くよう勧めてみてはいかがでしょうか?

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